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「準備万端か。」
裸のおれを見て、そう笑うゾロの顔は舌なめずりする獣のようで、体温が急上昇する。
こいつの獲物はおれだ。おれにしか見せない顔だ。
這って行ってズボンを引きずり降ろすと飛び出す分身。
「てめえもじゃねえか。」
ニヤッと笑ってみせるが、頬が熱くてサマにならない顔をしているだろう。
張り詰めた竿に頬擦りして根元を覆う芝生の匂いを嗅ぐ。
もちろん新緑の爽やかさとは程遠く雄臭い。なのに、そのゾロの匂いに興奮しちまう。
はぁっと吐息を漏らし、裏筋に舌を這わせながら、ずっしり重い袋を愛撫する。
いつもは口淫位じゃ達しない男だが、さすがに今日はイくかもしれない。
気を良くしたおれはつるりとした先端を親指の腹で撫でてから、輪にした手を擦り降ろしながら口に含んだ。
それを合図のように、おれの後ろにヤツの指が潜り込む。
瞬間的に仰け反ろうとする体を律し、咥えたモノを離すまいとむしゃぶりつく。既に育ちきった熱塊は口ん中をいっぱいにして、舌も動かせない。
頬をへこませ口全部で吸い上げてみたり、歯をくるんだ唇でやわやわと刺激するのが精一杯。
唇に力を入れつつ激しく抽挿すれば喉奥に当たって嘔吐きそうになる始末。
コリコリとイイところを擽る指に意識が持って行かれそうになるのを必死に押しとどめ、迫り上がる声を喉に留めてしゃぶっていたのに。
「う!ぁあっ!」
ひどく冷たい氷のような何かが、ツルンと入り込むのを感じて悲鳴が飛び出した。
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いつだって、こんなとこに入れて平気なのかと最初は躊躇う、きっちり並んだドレープに包まれた小さな小さな窄まりは、軽く解しただけで剥いたライチもどきを簡単に飲み込んだ。
冷凍庫から出したソレは熱い孔に当てただけでジュワッと溶ける。
チュプリ、チュルンと次々飲み込みながら、咥えていられなくなったサンジの口から甘い声が上がり続けていた。
フェラも悪くねえが、このナカの良さを知っちまったら、ちょっと口でイク気にならない。それに、どうもコックの口を汚すようで抵抗がある。
おれのイチモツに縋るようにしながら、耳まで赤くして「んっ、んっ」と上がる声をこらえている姿もイイ。
目を瞑って頬張るビジュアルにはクルものがあったが、我慢した甲斐があるってもんだ。
ふわりふわりと尻が揺れ、たまに電流が走ったみてえにビクビクッとのたうつ白い背中にうっすら汗が滲んでいる。
その背骨を下から撫で上げ、肩甲骨に噛み付くと、上体起こしのように反り返って、ガクリと落ちた。
体を支えていた肘から力が抜け、胡座をかいたおれの左脚に頭を乗せたサンジは、それでもおれのモノを握ったままで、ちょっと笑う。
倒れたことで顕わになった胸の尖りを摘む。上がると思った声は飲み込みやがったので、執拗に捏ねて揉んでやったら、拒むように肢体がずり上がる。声を殺したまま、小さく絶頂を迎えたらしく、おれの脚の上に投げ出していた躰を魚のように跳ねさせて、おれの右脚がジワっと熱く濡れた。
「は・・・ン、はぁ――― あ、ア、ゾ・・・・・・」
五つの果実を入れちまってから、中の様子を探ろうと人差し指を突き刺した。
グリグリと果実が動いて、道を開ける。
「やああああああああああ!!」
「イヤじゃねえだろ。」
グルリと指をかき混ぜると、最後の一つがすぽんと落っこちた。
たったそれだけのことなのに、赤くぽってりと腫れた皺の間から白い球体がヌルっと出てくる様は、あんまりエロくて驚いた。
ゴクリと生唾を飲み込むと、2本、3本と指を増やし、荒々しく抜き差しをする。
指に絡む襞と、果実。
奥に突き込み、ごろごろと回す。実が剥がれて種が触る。
「あ、あっふ、ぁ・・・・・・」
おれの太腿にしがみつき、涎も涙もダダ漏れにしているコックは、こっちを見上げているが、焦点なんか合っちゃいねえ。
さっき、落ちた果実も入れて、蓋代わりに皮を剥いていない実を宛てがい、第二関節まで押し込む。
「ぎゃん!」
しまった、痛かったか?と思った瞬間、ビュルルと白濁液を撒き散らしている竿が目に入った。