まんちきちん 1

ただのエロ 下品です…

 

 

 

 

「あっつぃー!」

風呂から上がり、ムァッとするほどの湯気を撒き散らすマリモにアイスあるぞーと声をかけてやる。

さっき買ってきたファミリー箱5本入りのアイスキャンディを箱ごと持った男は、あろうことか、扇風機の前に陣取ってゲームをしていたおれを抱えるように座り込んだ。

「アチィ!離れろ。」

おれの手と目が離せないのをいいことに、まぁまぁ、とかなんとか言いながらタンクトップの中に手が潜り込んでくる。

ビニールに入ったアイスを持ったまま。

「冷てぇ!」

「お、よかったな。」

「違っ!ばか、限度があるだろ!」

そのとき。

パーティー全滅の音楽が手元から流れた。

「あー!もう!てめぇのせいでー!!」

 

全っ然悪いと思ってない顔で悪ぃ悪ぃ、と口先だけ謝るのがしゃくに障る。

腹いせに、食べかけのアイスを一気にガリガリと食ってやった。

マリモの好きなラムネ入りソーダ味。

あー!なんて言ってるくせに、覗き込む目が優しくて、獰猛な色に変えたくなって。

冷えた舌でちゅるんとヤツの分厚い唇をなぞった。

「な、もう、一個……」

ヤツが差し出したアイスを受け取らず、琥珀の瞳をジッと見ながら、殊更ゆっくりと表面を舐める。大きく口を開け、先端を咥えると、唾液を絡めながらジュルジュルと出し入れしてみせた。

 

ゴクリ

 

ゾロの喉仏が上下する。

 

「てめぇっ!」

「ん?アイス、食わねーの?溶けちまうぜ?」

とぼけた声で、婉然と笑ってやる。

「食うぜ。てめぇ、覚悟しろ。」

 

 

ショートパンツとタンクトップなんて、ゾロの前では裸も同然だ。

あっという間にひんむかれて、おれの頬が緩む。

欲しがれ、欲しがれ!もっと!!

「アイス…置いて来いよ。」

「食うって言ってんだろ。」

「おれを食うんじゃねーの?」

ニヤリと笑って答えないゾロが不意にアイスキャンディを胸元に押し付けた。

「あ!

ばか、食いもんで遊ぶんじゃねぇ!」

「無駄にはしねーよ。」

体の上でアイスが溶ける、それが垂れる前にゾロが吸い上げていく。

冷たさと快感で、立ち上がった乳首をチュウチュウと吸われ、ゾクリと腰が揺れた。

フローリングに倒されて、片足だけを高々と抱え上げたゾロの冷たい舌が秘所をなぶる。

羞恥に勝る快感が全身を巡ったそのとき、冷えた舌なんて比べものにもならない冷たい塊が押し入ってきた。

「あああああ!!!!」

すっかり溶けて細くなっていたとはいえ、その冷たさにキュウッと身が竦む。もちろんそこも縮み…。

「全部食いやがった。」

見るとゾロの手元にはアイスの棒だけ。溶けかけたアイスは体内に残っている。

「ゾロ、取れよ、ヤダ…冷てぇし…垂れてきて……気持ち悪ぃ、ぞろ…」

あぁ、煽りすぎた。

後悔しながら、必死で頼むが、ゾロは舌なめずりしそうな顔で見下ろすばかり。

「垂れてこねーよーにしてやる。」

そう言うと、熱い楔が突き立てられた。奥に奥に押し込められたアイスは小さなラムネの粒を残して、ゾロの熱がすべて溶かす。

遠慮なくかき回すゾロの動きにつられ、あの小さな粒が圧倒的な 存在感を主張する。捏ねられ、潰されたラムネがシュワシュワと……弾ける。

「うあ、あ……は、あぁぁンッ―――」

「ずい分旨そうだな。もう一本食うか?」

「んん―!」

ぶるぶると首を振ってみせるが、ゾロは聞き入れる気配もなく自身をずるりと抜き去った。

「遠慮すんなよ。ほら!」

「あ――――――!」

「細くなっちまってんな、もう一本いっとけ。」

 

ぎゃあっ

 

嬌声を超えた叫びが飛び出し、慌てたゾロに口を塞がれる。

「つめ、てぇよぉ、ゾロ!」

「冷てぇだけか?ひくひくしてんぞ。」

足をめちゃめちゃに暴れさせるが片足の上に乗られ、もう一方の足は伸ばした手と一緒に器用にまとめられる。

宥めるように口淫をほどこしながら、アイスキャンディが抜き差しされた。

ジュボジュボとどんどん溶けるアイスが卑猥な音を立て、耳が犯される。

さっきまで冷たさにジンジンしていたそこは火がついたように熱い。

しもやけにでもなってんじゃないか、本気で不安が過ぎる。

二本をまとめて持ってグリュと回されたら、もうダメだ。目の内側が真っ白に光った。

「あ!ひぁぁ―!」

ガクガクと震える尻がひょいと持ち上げられ、背中のほんの少ししか、床についていない。

挿さったままの棒を片側に寄せられると、中で斜めになったアイスがまた違うところに突き刺さる。

 

ズズズ――ッ

 

寄せて開いた隙間に口をあて、ゾロが溶けたアイスを吸い出した。

「あぁ!ばか!そ、んなの…腹こわすぞ……」

食い物を、粗末にするのは許せないが、かといってこんなのアリエナイ!

「うめぇぞ。」

アイスをズボズボと内壁にこすりつけ、新たに溶かすとまたジュルジュルと吸い出される。

そのどちらにも感じ入ってしまって、身体が跳ねる。

「も、やめ―、ゾロ!」

「ん?」

「もぉ…寄越せよ……」

言った途端に唇が与えられ、口内に広がるソーダ味。

それを嚥下してから不満を訴える。

「ちが…」

「何が欲しい?はっきり言わなきゃわかんねーな。」 

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